【秘匿用】善きサマリア人の為のドグマティック・アルトルイズム
ちーずけーき
ボイスセッション
秘匿HO
4 人
2026/01/24 09:00
~ 2026/01/25 21:00
14 ~ 18 時間
シティ
設定済み
未設定
戦闘技能
交渉技能
探索技能
知識技能
無し
この”るるたく”は【秘匿用】です。
公開用のキャラクターは、下記の"るるたく"に提出してください。
https://rltaku.com/session/4wi1g3clge/view
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202X年、夏。 東京都を中心とした広域関東圏は、21世紀に入って最大の治安悪化に直面していた。
都内を中心に、傷害・放火・殺人といった凶悪事件が頻発し、ここ3ヶ月での暴力事件による死傷者数は、昨年同月間の約15倍に達しているのだ。
探索者は、警視庁捜査一課科学捜査係のメンバーとして、戦後最悪の大規模事件と、現代社会の歪みが作り出した神話的事象に立ち向かい、
人類の来と向き合わねばならない。
"我々は、遺伝子が作り出した機械に他ならない。 純粋で私欲のない利他主義は、自然界にも、人類の歴史を通じても存在した例のないものである。 しかし、この地上で唯一我々だけが、利己的な自己複製子たちの専制支配に反逆できるのだ。"
――リチャード・ドーキンス
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●共通HO
貴方達は、警視庁刑事部捜査第一課の刑事だ。 第二強行犯捜査科学捜査第一係に所属している。
「第二強行犯捜査科学捜査第一係」
捜査一課内に置かれ、強行犯(殺人、強盗、傷害、放火などの凶悪犯)のうち、科学事件に関する捜査を担当する部署。
職員は11 名で、以下の第1~3 班に分かれる。その特性上、科捜研や鑑識課との連携が強く、係長には逮捕状請求権のある警部が任じられる
など、他部署に比べて独立性が高い。係長はHO1。
・第1 班:班員6 名。科学事件に関する現場捜査を行う。
班長はHO1、副班長はHO2。その他、シナリオ内では黒子となる一般の巡査/巡査部長が4名。
・第2 班:班員4 名。鑑識課・科捜研との連携や科学分析、データの保管・運用を行う。
班長はHO3、副班長はHO4。その他、シナリオ内では黒子となる一般の巡査/巡査部長が2名。
・第3 班:班員2 名。電子データの解析・運用を行う。
班長はHO2 が兼任する。シナリオ内では黒子となる一般の巡査が1 名。
探索者は少なくとも1 年以上の間、同部署で共に捜査に当たってきた。従って、互いの人となりや性格をある程度知っているし、
幾つかの事件を通じて十分な仲間意識を醸成しているはずである。
●シナリオについて
本作品は、現代日本を舞台とした、ボリュームのある硬派な刑事シナリオを想定して作成された。警察組織のビリーバビリティと捜査の雰囲気を担保する為の情報の濃度・シティ探索にウェイトを置き、ある程度以上の難易度を想定している。必ずしも大団円へと辿り着けることは保証されておらず、より良い帰結を求めようとすれば、より多くのリスクを背負わなければならない。プレイヤーに対しても、提示される情報を検討し、解決策を考案する為の最低限の努力が求められるだろう。
プレイヤーのひらめきや発想を試すような謎解きは存在しないが、情報を有機的にリンクさせる為に、プレイヤーが検討を行う必要はある。
●必要技能について
【目星】や【コンピュータ】、【鍵開け】といった情報収集の為の技能に加え、【心理学】や【対人関係技能】といったNPC から情報を引き出す為の技能が有用である。また、科学捜査係の特性上、【化学】【薬学】【生物学】などの技能は不可欠だ。そして勿論、現代の日本には馴染みが薄いが、【隠密】や【戦闘技能】といった手段は、最終的な問題を解決する為には欠かせない。重要度は落ちるが、【オカルト】や【歴史】といった技能は、警察の捜査とは異なる観点から情報を考える糸口になるかもしれない。
●事前情報
事前情報①:治安悪化と暴力事件の多発
現在、東京都を中心とした広域関東圏は、21 世紀に入って最大の治安悪化に直面している。約3 ヶ月前から、都内を中心に、傷害・放火・殺人といった凶悪事件が頻発するようになっているのだ。警視庁を中心に、広域関東圏の各県警は緊密な連携体制を構築し、事態の収拾に当たっているが、状況が好転する見込みは依然として見えず、ここ3 ヶ月での暴力事件による死傷者数は、昨年同月間の約15 倍となっている。
事件はいずれも、計画性に欠ける突発的なものだ。駅のホームで口論になって線路に突き落とした、引きこもりの男性が夏祭り会場で刃物を振り回した、赤子の声が癇に障った独身女性がベビーカーを車道に押しやった……など、容疑者のパーソナリティや経歴は多様なもので、一貫して浮かび上がってくるものはない。
共通項はただ、いずれの容疑者も、「普段から気に食わないと思っていたものを前に、感情が一気に込み上げてきた。突然頭に血が上って、自分を抑えきれなかった。まるで自分が自分ではないようだった。現在では深く反省しているし、どうしてあのようなことを行ったのか分からない」と述べていることである。
警察では、認知機能に影響を与える新型ドラッグが流通している可能性を第一に、病理学・心理学など複数の側面からアプローチを続けているが、進展は全く見られていない。
一方、これらの事件に対する警察の取り締まりも著しく過激化しており、3 ヶ月の間に確認された警察官の発砲は12 件、そのうち5 件では容疑者が射殺される結果に終わっている。犯人を射殺したいずれの警察官からも、一連の事件の犯人の供述と同様、「犯人に相対すると、激しい怒りの衝動が突然込み上げてきて、気付けば発砲していた。不思議なほど自分を抑制できなかった」との証言があった。これらの警官は、いずれも勤務態度は良好で、順法意識も人一倍高い実直な人物として知られており、各警察には動揺が広がっている。これを受け、警視庁は職員全体を対象に薬物検査を実施するとともに、精神的不調を感じる場合には申告するよう指導を行ったものの、現時点では、状況の改善に繋がる手掛かりは全く得られていない。
事前情報②:連鎖する重大犯罪
このような世間の風潮を受けてか、ここ3 ヶ月間、毎週のように重大犯罪が発生している。中 でも、以下の三つの事件は、社会に著しく大きな衝撃を与え、記憶に新しいものだ。
・安原元首相暗殺事件(栃木県)
2 ヶ月前に発生。国政選挙に向け、宇都宮駅での応援演説を行っていた元首相、やすはら安原けいぞう敬三2が、 同県居住の青年によって刺殺された。犯人はその場で射殺された為、動機や背景は一切不明瞭 となった。その後の家宅捜索によって、”共産主義革命遂行の為、安原に天誅を下さねばならな い”との手記が発見され、「極左青年による単独テロ」と分析された。
・銃器等輸送車両消失事件(神奈川県)
1 ヶ月前に発生。拳銃メーカー、三隅ベアリング株式会社から神奈川県警銃器対策部隊に納 品される予定であった拳銃(SAKURA M360J)200 丁が、輸送中のトレーラーごと行方不明に なった。監視カメラ等の解析によって調査を進めた結果、トレーラーが既定の道を逸れ、山梨 県の山林へと姿を消したことが確認された。山梨県警による捜査の結果、廃棄されたトレーラ ーが山間部で発見されたものの、積載されていた拳銃はすべて紛失、トレーラーの運転に当た っていた警察官も行方不明となっていた。この事件以降、広域関東圏に於ける治安は戦後最悪 のものとなり、毎日のように銃犯罪が発生。その殆どで、当該事件に於いて紛失した拳銃が使 用されている。これを受け、神奈川県警銃器対策部隊の吾妻隊長は、停職と謹慎6 ヶ月・減給 10 分の1 の処分を受けた。
・首都高爆破事件(東京都)
10 日前に発生。首都高速道路の上野-本町間が爆破され、乗用車など6 台が衝突・横転したこ とによって、13 時間に渡って交通に障害が発生した。幾人かの重傷者が出たものの、幸いにも 死者はなかった。監視カメラ等の解析によって、4 日前、都内に住む工学系の大学生が逮捕さ れ、手製の硝安油剤爆薬を用いて犯行に及んだことを認めた。彼に思想的な背景は見出されな かったが、取調べの結果、「自分は”無敵の人”だ。理不尽な世界に復讐する為に犯行に及ん だ」との供述を行っている。
事前情報③:用語解説
・極左暴力集団
共産主義革命を目的として武力闘争を展開する/していた集団に対する、日本警察の呼称。 「極左暴力集団」とされるものの多くは、1960 年代から90 年代を活動のピークとし、大学闘 争や三里塚闘争、あさま山荘事件暴動といったゲリラ闘争を展開した。その後、大衆からの乖 離や内ゲバ、ソヴィエト連邦の崩壊による共産主義の凋落によって方針を転換、2000 年代以降 は、市民運動や労働組合への浸透といった合法的な活動によって、将来的な革命運動の為の組 織拡大に注力している。彼らの多くは、根本的な部分では武装闘争を断念していないと考えら れており、公安警察によって厳重な監視が継続されている。
・世代間倫理
現在を生きる人々は、未来の世代に対しても責任を負わなければならない、とする考え方。主に環境問題や持続可能性の文脈で用いられ、現在の人々の過剰な資源開発/環境破壊によって、未来の人々が著しい不利益を被ることは容認されない、と主張する。
・自然の生存権
人間中心の自然観に対し、動物や植物、自然環境、生態系といった人間以外の存在(自然)にも、人間と同様の生存権を認める考え方。人権の概念を擬制的に自然に当て嵌め、人間による一方的・過剰な自然破壊を抑止する為に主張される。
事前情報④:既知のNPC
真藤義一(しんどうよしかず)、捜査一課課長
44 歳。警視正。探索者の上司で、警視庁刑事部捜査第一課課長。
組織の論理と合理性、秩序の維持を優先する典型的な警察官僚。自身の束ねる捜査一課に強いプライドを有し、
警視庁内部での権力闘争にも積極的である。昨今の治安悪化に伴い、捜査一課の長として東奔西走している。
葛城衛(かつらぎまもる)、公安機動捜査隊隊長
34 歳。警視。警視庁公安機動捜査隊隊長。
警視庁目黒合同庁舎を拠点とする公安部のエリート組織、公安機動捜査隊の指揮官。
探索者の属する科学捜査係とは職務の範囲が近く、捜査に於いて何度か協力したこともあるだろう。
以下、KPの所感。
・本作は、製作者様(柏輝氏)のオリジナル要素が多分に含まれております。
「これは、COCか?」と感じられることもあるかもしれません。ご容赦ください。
報酬について
【事件の結末による報酬】
END 1 条件:「令和維新」の実行を葛城の拘束によって防いだ。
⇒葛城の計画を阻止した探索者は、1d10 点の正気度と信用を獲得する。
END B 条件:”HUMAN-ATE”の治療薬開発に成功した。
⇒白峯の計画を阻止した探索者は、1d10 点の正気度を回復する。
END α
条件:護国会2 階のディスプレイを破壊している。
⇒2d6 点の正気度を回復する。
【各HOの報酬】
HO1:護国会の巨大ディスプレイを破壊し、スキイィラとクレイヴルの呪縛から逃れることが出来た場合、
困難に打ち勝って自身の精神を保ったことで、正気度を2d6 回復する。
HO2:捜査一課と共に葛城の計画を阻止した場合、1d10 の正気度と1d6 点の信用を得る。
HO3:白峯に協力するか彼を阻止するかにかかわらず、自身と家族にとって後悔のない決断を下すことが出来たならば、
1d10 の正気度を回復する。
HO4:白峯に協力するか彼を阻止するかにかかわらず、自身の判断に基づいた決定を行ったならば、
1d10 正気度を回復する。
【共通の報酬】
・中枢派のテロ計画を事前に突き止めた場合、その迅速な行動は、警察内部での評価に値する。
褒賞と昇進が期待できるだろう。正気度と信用を、それぞれ1d6 点獲得する。