天啓劫火

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タイトル

天啓劫火

キーパー

いとこん

セッション方式

ボイスセッション

事前ハンドアウト

秘匿HO

プレイヤー人数

4 人

プレイ日時

未定

想定所要時間

13 ~ 17 時間

シナリオ形式

村クローズド

セッションツールURL

未設定

配信URL

未設定

参加者

未参加

必須技能

無し

推奨技能

目星
聞き耳
図書館
応急手当

準推奨技能

無し

トレーラー

※クリックで拡大ができます。

概要/あらすじ

≪シナリオ概要≫

◆システム :クトゥルフ神話TRPG 第7 版改変
◆傾向   :秘匿HO 有
       村クローズド
       クラシック寄り
◆時代設定 :現代日本
◆PL人数  :4人固定
◆プレイ時間:13時間から17時間
◆ロスト率 :高
◆推奨技能 :目星、聞き耳、図書館、応急手当
◆注意   :PvP 可能性有/ 軽微な性的表現、ゴア表現有
 

≪共有HO ≫

あなたたちは現代日本の山奥にある隔離された村に住む子供たちである。
人口百人程度のこの村で、あなたたちは外の世界を知らず生きている。
 
この村では火を司る「神」を信仰している。
そしてあなたたちは全員、その火の神への信仰を半ば義務付けられている。
この村の住民が神を信仰するのは当たり前であり、神を貶すようなことがあればHO3の家系の者に厳しく罰せられた。
数百年前から隔離されたこの村の中で、神は我々へ神託をくだし、その通りにしていればこの村は安泰だった。
そして、悪さをしないことで神を鎮め続けることもあなたたちの役目だと認識している。
「この村から出ては神の怒りに触れ、業火が襲う」と言いつけられている。
 
この村では17 歳からが成人であり、村の子供の数は15~20 名程度。
その中でも歳の近い子供たちということもあり、あなたたちは良き幼馴染同士だ。
村唯一の医者の子供である「福城 綾( ふくじょう あや)」を含めた5 人で
学校の裏にある林の中の広場を「基地」と呼び、よくそこに集まり遊んでいた。
各々が好きな玩具や本などを持ち寄って今日も基地に集まり、いつも通りの日常を過ごしていた。
 
とある見知らぬ人物――
村の外からの客が訪れるまでは。
 

≪方針≫

シナリオの難易度などを考慮し、このシナリオ内での探索者は下記ルールに準拠して作成すること。
探索者の年齢は14~16歳の間とし、EDU は年齢-6*5の値で固定。 ※14歳の場合だと(14-6)*5=40
それ以外のステータスに関しては、通常通り作成してもらって構わない。
職業技能については「そのキャラが日常生活で使用するであろう技能」であれば自由に取得可能とする。
 
ステータスや技能値、秘匿HO に関わらないキャラ設定(NPC に対する設定含む) は事前にPL 間で共有して構わない。
「幼馴染として知っていても当然のこと」は当然に知っていて問題ない。
 
キャラクター制作時の指針として、閉ざされた村のなかにいるという特殊な設定上、
どのHO もある面ではストイックなキャラクター像を求められる傾向にある。
極端に攻撃的・破滅的なキャラクター像は進行中に不和を生みやすくなる為、
避けたほうがよりPvP 確率は下がるが、もしそれらの傾向を望む場合はKPやPL間で事前に相談し、
ロールプレイの立ち位置を明確にしておくことを推奨する。
 
ただし、HO で指定された思想等は、セッション進行の過程において
「この探索者がこのHO の思想を維持できない」とPL が判断した場合は変化させても構わない。
 
このシナリオ内においてHO で与えられた目的や秘密を貫くことは最優先事項ではなく、
セッションを通して探索者という一人の人生を作り上げることをPL の目標としてほしい。
 

あなたは神の教えを村人たちに説き、この村の宗教を象徴する子供だ。
どこか浮世離れした美しい容姿を持っている。
あなたの家系は数百年前の代にこの村へ移住してきたと聞かされている。
村ではあなたのことをみな「巫女様」と呼んでいる。
村にある教会に歳をとらない司祭と二人で住んでいる。
また、巫女は役職名であり、性別は固定されない。
 
【特に関わりの深いNPC】
トビアス司祭
HO1 の父親を名乗る人物であり、HO1 自身も疑いなく父親だと認識しているこの村唯一の司祭。
数百年前からずっと歳をとることがなく、その素性からこの村において可視化された畏怖と信仰の対象となっている。
穏やかな笑みを絶やさないがその素性を詳しく知る者はいない。
 

あなたはこの村の村長の子供だ。
HO1の巫女に好意を寄せている。並外れた精神力を持ち将来を期待されている。
あなたはこの村の村長の子供だ。
最近は村会に参加するようになり、この村の決まりを決められる権利を手に入れた。
HO1 の巫女に対しては、少なからず好意を寄せている。
いつからか、自然と好意を寄せるようになった。
 
【特に関わりの深いNPC】
豊成( とよなり)
HO2 の父親。厳格者であり、HO2 を次の村長とする為に厳しい目で見張っている。
口数は少なく不器用ではあるが、妻の美月のことやHO2 のことを心から愛している。
 

あなたは自警団の役目を持つ家系の子供だ。
村内で唯一帯刀を許可されている。強靭な肉体を持つが日々鍛錬を怠らない。
だれかが神を冒涜するようなことを口にした際や村の秩序を揺るがす思想を持ち出した場合、
自身に持たされている木刀で体罰を与えねばならない。
それは誰に対しても等しく同じであり
「お前がこの村の秩序を保つのだ」と数年前に他界した父に言い聞かされてきた。
 
【特に関わりの深いNPC】
貴江( たかえ)
HO3 の母親。夫は数年前に病死しており、今は女手一つであなたの面倒を見ている。
心配性の裏返しで、口下手で強い物言いの為周囲には誤解されやすい。
自警団としての役目を期待しており厳しく言うことも多いが、
この村で生きていくHO3の幸せを願ってのことだろう。
 

あなたはこの村で誰よりも知識欲のある子供だ。
この村の外に憧れを抱いている。並外れて聡明であり、活字中毒である。
あなたはこの村で誰よりも物知りな子供だ。
両親がこの村で唯一の図書館を経営しており、あなたは学校を抜け出してはよく図書館に入り浸っている。
そして迎えに来たHO3 に学校へ連れ戻される光景も少なくない。
その知的好奇心の大きさから外の世界に憧れを抱いている。
 
【特に関わりの深いNPC】
由幸( よしゆき)
HO4 の父親。博識で、聞けば大体のことが分かる図書館の管理人。
穏やかな性格で、頭が良いあなたと会話をすることも楽しんでいる。
成績が良いHO4 に免じて、図書館に入り浸っていることはあまり口うるさくは言わないようだ。
この村の情報の統括者であり学校の教科書の作成などを行っている。
 

■村の全貌

人口は100 人程度の村で、山奥に隔離されており探索者たちは一度もこの村の外から出たことはない。
村の外から人が入ってきたところを見たこともない。
村の面積自体もそこまで広いわけではなく、歩いて回れば一周2~3時間程で回ることができる。
石柱が外周を囲うように5本立っており、そこから先が村の外と言われている。
また、子供の数は村全体で15~20名で、学校はひとクラスで授業を受けている。
村の外に出ることを禁じられており、情報の規制が厳しく探索者達は現代日本に生きてはいるが
現代日本への知識は殆ど無いに等しく、村の中にテレビやラジオ等の電子機器の類は一切見受けられない。
純和風の家に混じり西洋風の建物も立ち並び、いささか景観がちぐはぐとしている。
巫女が住んでいるのも教会だ。

■村での生活

この村には電線が通っていない為電気の供給はない。
あるのは電池や燃料を使った発電機、水力発電や太陽光発電などだ。
そのような設備も微々たるもので、大きな権力を持つ家に集中している。
探索者達の家でも、夜の食卓くらいであれば電気を使っているだろう。
怪我や病気の際は福城家の診療所が患者を受け付けているが村の中での大がかりな手術というものは難しい為、
大病などを患った場合は対処が難しい。
 
【特に関わりの深いNPC】
福城 綾( ふくじょうあや)
この村で唯一の診療所の一人娘。探索者たちとは幼馴染で、いつも一緒にいる。
怪我をしている人などは放っておけないらしい。
本を読むのが好きでHO4 に会いに図書館に行く姿も度々見受けられる。
 

■村内の流通

金銭の概念は一応あり、現代の通貨を使っている。
しかし村内の通貨量は決して多くなく、主には村の中での自給自足や物々交換で成り立っている。
村の外からの流通は服や食べ物などが僅かながらあり、流通を担う津賀家の者やHO2 の家系が管理している。
村で唯一、村の外との行き来を許可されているのは津賀家のみでその津賀家についても制約が多いらしく、
外からの現代的で有益な情報というものはあまり入ってこない。
村内で作った特産品や食べ物などを津賀家が村の外で売り、そこで手に入れた通貨を村の中で回している。
通貨の経路が散らばらないようにする為、村の中には商店がひとつあるだけだ。
 
【特に関わりの深いNPC】
津賀 留徒( つがりゅうと)
流通を担う家系の長男。明るく裏表のない青年。
面倒見が良く雑務を文句の一つも漏らさず率先してこなす姿を村の中で見掛ける事が多い。
探索者たちを自分の妹/ 弟のように思っているところもあり、一緒に遊んだり面倒を見たりすることが好き。
 

■宗教について

「炎の神」を信仰しており、「この村から出ては神の怒りに触れ、業火が襲う」と言いつけられている。
神は我々へ神託をくだし、その通りにしていればこの村は安泰だった。
そして、悪さをしないことで神を鎮め続けることもあなたたちの役目だと認識している。
この村において神と呼ばれるものは畏怖するべき対象でもあり、無礼があれば村を焼き払うと言われている。
人並み外れた美貌を持ち神託をくだす巫女の存在や、歳をとらない司祭の存在。
そして村の中央に位置する、例え嵐がきても消えない炎をたずさえる松明が置かれた台座。
それらは村人たちに畏敬の念を与え、宗教の象徴として在り続ける。
 

■この村の地図

本編の探索パートに入った時点でPL には別途探索資料用の地図が提示されるためあくまでこの資料上で鑑賞する用
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